2月26日金曜日、広島文化学園HBGホール。

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広島のタワレコの和義展のこととかも書きたいんだけど、他のこと書いてたら記憶がどんどん脳みそから零れ落ちるのでそれはまたにして、とにかくライブのことを書く!書くんだ!書け!
なので、めずらしく最初からネタバレあります。
いや、いつもそうしたらいいと思う、ホント。











 






 

去年の12月22日に福山であったライブに行ってから年末年始はそれを反芻していたけど、1月にバスデのライブがあったし、その後初恋やらバインやらって新しいアルバムが出たらそれを聴くし、セトリ順に作ったプレイリストを気が付けばしばらく聴いてなかった。
好きな音楽が増えるのは幸せなんだけど、忙しい。
私はひとりだっていうのにさ!足りん!
まあ、ちょうどいいからあえてそのまま聴かずにいたというのもある。
あんまり楽しみにしすぎるとよくないのだ、ほどほどで待たないと熱を出したりしかねない。←どんだけ(でも前科あるんだもん)

とはいっても、髪をちょっとずつ切ってみたりして、ワクワクは抑えられてなかった。
(私はパーマをかけたい時以外は自分で髪を切るので美容院に行くのは何年かに一回、最後に行ったのはもう三年前・・)
なんといっても広島で2daysだもの、斉藤&和義ツアー、ランブルツアー、とありがたいことにここ近年は続いているけど、だからってまた次もそうかなんてわからない。
なのでやっぱり私にとってはスペシャル。
どうしたってウキウキしてしまう。




あこがれから始まる。
知っていたはずなのに、ひゃあ、ってなる。
これ一曲目ってすっごくかっこいいけどもったいないなー。
一曲目ってどうしたって体がカーッってなって頭がバーンってなるんだもの、あーでもじゃあなにが一曲目だったらいいわけ・・
そんなことを考えそうになって、あわててやめる。
私はすぐ余計なことを考えてしまうのでよくない。

この日の私の席は後ろ過ぎではないけどすごく近くはない列で、端ではなくまあまあ真ん中だったので、ステージを観るにはとてもいい場所だった。
全員がよく見える。

照明が好きなかんじだった。気がする。ほら、二日続けて行ってもこんなもんだ。
それだけライブの始まりって興奮してるんだよ毎回!(ということにする)
そしてせっちゃんの声を聴いて、ああ、この声が本当に好きだなあ、って毎回思う。

そういえばこの日も最初っから手拍子はわりとずっとあったけど、やっぱり手拍子はそんなにいらないと思うけど、なんだか気にならなかった。
気にしないようになったのかもしれない。
新しいステージに上がったのかも!
注意力が散漫なのでいろんなことに気が散りがちなんだけど、周りのことを考えるのってもったいないよね、ライブのことだけ考えよう、ってこないだなにかで思ったのがよかったのかもしれない。
そして、この日も次の日も、音がよかった気がする。
マイクとか楽器の音量とかがちょうどよかったっていうか・・バカ耳だから私の感想なんてあれだけど。




ワンダーランド
この日の朝観たテレビ番組に(朝ドラの流れで大抵あさイチを観ているんだけど)、塩見三省さんがゲストで出ていて。
塩見さん、あまちゃんで琥珀の勉さんやってた時に比べてずいぶん痩せてて、喋るのも少し、今までよりは少し喋りにくそうで。
でも痩せたのはリハビリのためで、体が大きいと立ち上がるのが難しいから10kg落としたらしい。
病に倒れてから二年、テレビに出てその話をする、そこまで回復するまでにどれだけの苦労や絶望があったんだろう、とくにあんな表舞台に立っていた人が。
それだけでもう胸の奥からなにかがこみ上げてきていたんだけど、そのあとにそのリハビリの様子の映像を公開していて。
杖をついて、自分の思い通りにならない体を動かして、よいしょ、がんばれ、って階段を上る、そのしんどい時に自分で「笑え笑え」って言っていて。
こうつぶやいたんだけど、そしたら、
”さあもう一度ムリでも笑って そう笑っていればオッケイ!”
っていうせっちゃんのワンダーランドを思い出しますね、ってリプをくれたフォロワーさんがいて。
わー本当だー、って思った、その朝のことを思い出した。

この歌を一番最初に聴いた時には、オーオーオ!のとこがなんとなくサッカーっぽいなんて思ったし(短絡的よねー私)、歌詞もわりとストレートで、とかって思ったんだったなあ。
でも聴けば聴くほど、どんどん好きになっていったんだった。
せっちゃんの歌にはそういうのも多い。
よく言われるような、スルメみたいなの。

今日から私、前よりさらに好きになったよ。
つらい時にきっと思い出すと思う、この歌のあの部分を、塩見さんの言葉と姿といっしょに。

んで、「叫びたくなるから」のとこでいつもなぜか泣きたくなるんだけど、これなんの現象?(知らんがな)
でもリズムは軽快だからしんみりしてるひまはなく、オーオーオ!と手を上げて歌っていた。
まだ二曲目で、ライブが始まったうれしさみたいなのでぽわぽわしてるのに朝のこと思い出してジーンとしたりして、感情がジェットコースターのように起伏が激しいのなんの!




メンバー紹介を音楽に乗せて。
そのあとだったかな、違うっけ?
崩場さんの紹介、堀江っちの近況報告。
堀江っちはもうホントに元気で、横須賀(って言ったような)では、いい機会だからうしろでライブを観てたんですよ、とか。
で、崩場さんは二月いっぱいで終わりらしい。

このツアーは、結構そういう、ちょっと大変なことが多くて。
堀江っちはそんなことになるし、防府は延期になるし・・でも大変なほうが燃える、みたいなことを言ってた気がする。
んで、防府が残念だった話をして、でもね、最終日にやることになったんでね、来る人はね、楽しんでください・・
で、ちょっとハッとしたかんじで、あ、それより今日だ、楽しんでください~、楽しませていただきます~(フリフリ)、みたいな。

そうだよー、せっちゃんは防府が延期になったことが本当に心に残ってるんだなあ、ってことはよくわかったし、その日せっかく行ったのに帰らないといけなくなった人はつらかっただろうなーって思うし、チケット取った人が最終日にちゃんと全員行けるといいなーって思うけどさ、今日は今日のこと考えてよー!いえーい広島ー!って言えー!←

あ、そうだ、二日間だから、いつも以上に記憶はあやふやだからね、言葉とか順番とか、雰囲気でね、私の脳みそ覗いちゃったー、くらいの気持ちでお願いします。




「今日は隣でACIDMANやってるんだね、大木君からメール来てた。
若い人はあっちに行ったんでしょうね・・」
見えてるんでね、だか、見えてますよ、だか言って。
私思わず顔の前で手をぴらぴらして自力モザイクかけちゃったよ!

やだわー、最近そういうイジリ多いよねー、きみまろにでもなる気かしら。
あれから22年、オレがデビューした頃お肌ピチピチだったお嬢さんも・・みたいな(爆)
そんなこと言ったらせっちゃんだってピチピチではないくせにさー。
でもピチピチじゃない今のがかっこいいんだもんなー、オトコの人はずるい、ていうかせっちゃんはずるい。 
昨日やってたスペシャのROOTS66の番組でも同い年の人たちに突っ込まれてたけどさ、色気醸し出しちゃってさ。

でも、色気といえば、堀江っちとかイマイさんの色気は本当に遊んでそうなやらしいーあれで(※勝手なイメージです)、せっちゃんのとはまた違うって言ってた友達がいて。
なんかなんとなくわかる気がしたんだけど、あれかなあ、せっちゃんはアホみたいに性欲はあるけど本当にひとりだけで済ませてて実際は遊んでないからなんだろうか、それで抑えてるものっていうか妄想力っていうか、そういうのが色気につながるんだろうか。
って意味わかんないし、ちょう余計なお世話よね!(笑)
まあ、ホントに火遊びなんかで文春に載らないようにしてほしいね、それこそ絶対ひどい写真使われちゃうし!←心配するとこおかしい




君の顔が好きだ
実はもう正しい歌詞がわからないんですけど、君の◯◯が好きだのとこ。
本来は顔となにが正しいんだっけ、考える気も覚える気もあんまりない。
私がもし歌うとしたらなんにするだろう、と考えながら聴いていた。
せっちゃんの顔、声、指、背中、スタイル、シルエット、背伸び、仕草・・
はっ、やだー私こわいーって思ったけど、本人はどうせクリ◯リスとか言ってんだから私のなんてかわいいもんじゃないか!(ということにしてくれい)


 
 
攻めていこーぜ!
あーあーのコーラスの時の懸命なヒロオの顔が気になって、というか福山で聴いた時より全体的にコーラスの声がよく聴こえた気がした。
前回は山口さんと呼んでいたのにヒロオ(親しみを込めた呼び捨て)になってるのでお気づきでしょうか、私は今回なぜか結構彼を見てしまっていた。
とうとう私は親(隅)離れできたってことだろうか・・。
いや、でかいから存在感があるんだよね、だからじゃないかなあ、迫力があるっつーか、だからよ!
でかい人が顔をくちゃっとさせてあーあー言ってるから、なんかがんばれって思って見ちゃうのよ、そんだけよ!
となぜか自分で弁解してしまうんだけど、なんでしょうこれ。



 
ウサギとカメ
何回も書いてるけど、ずっと目覚ましにしてるのに飽きない。
(すぐ止めるから聴いてるのは主に前奏なんだけど)
たぶん私はこの歌というよりは曲の音の部分が好きなのだ。
いやそりゃ歌だって好きなんだけど、歌詞聴くとちょっとやっぱり考えちゃうじゃん、でもそういうの抜きにして、合間のたらららん~っていう鍵盤のとことかさ、間奏のギターとか、このリズムとか、好きなんだよねえ。
だから本当は歌詞がなにか違うものだったらもっとよかったのかもしれない、でもあの時にできたものだからそれは仕方がない。
せっちゃんがこういう歌詞じゃないものを書きたくなる世の中にしないといけないんだよねえ、すぐにじゃなくても。
だからって今どんな歌詞だったらよかったかといわれても、もうわかんないんだけどさ。


 
 
夢の果てまで
これの最初の照明が好きだと思った。
上が青紫で、下があれはなんていったらいいか、せっちゃんのHPの水色にちょっとだけグリーンが入ったような色。
すごく好きな配色。
でも途中から、そこにピンクが入ってくるんだよ、たしか前に斉藤&和義のMUSICの時にも思った気がするんだけど、せっちゃんの顔がピンクになるのが好きじゃないの、上からのピンクはいいんだけど下からの照明がピンクなのがなんかね、それが真っ赤ならいいんだけど・・って次の日妹と友達に言っても伝わらなかったので伝わらないかもしれない。(なにそれ)
しかしこの歌いいよねー、好き、とぅるっとぅっとぅーんっていうあの終わり、ホントもう好き!




Player
夜空にぽつぽつと星。
っていうのを前には憶えていたけど、これの最初は夕暮れなのかな、紅い色だった。
おおー。
複数回行くと、こうやって気付いてなかったことに気が付く。
大体一回目だとうれしさばかりで、いっぱい見落としてるんだよね、あと、見ても忘れてたり。
だから何回も行きたくなるんだよねえ。
一回でぜーんぶちゃんと見れて憶えてる脳があればなあ!





みんながはけて、弾き語りコーナー。
「広島・・広島ですねえ」
「昨日移動日で、広島でオフだったんですけど、街をぶらぶらして古着屋とか行ったんですけど」
お客さんが、えーって言った声に、
「そりゃするでしょ」
「なくなったかと思ったら意外と裏にあったりして、あ、ここにあったんだ、とかって」

古着屋の人に「お客さん広島の人ですか」って聞かれて「東京から来たんです」って言ったら「ですよね、広島の人っぽくないですよね」って言われたんだけど、広島っぽいってなんだ、って思ったらしい。
じゃろじゃろ言ったらいいのか、って。

「街を歩いてたら、ネイティブの広島弁がばーって聞こえてきてね、おもしろかった」
「いつもラジオ局とかに行っても標準語でしゃべるでしょ、みんな」
で、街で聞こえたという広島の人の真似をしていたけど、微妙に文太っぽいという(笑)。
よその人から聞くとやっぱり仁義なきのあのかんじに聞こえるんだろうなあ。

「前もコンビニ行ったら普通に女の子がじゃろー!って入ってきて、言葉きたな!って(笑)」
きたな!って。
うん、きたないかもねえ。(否定せず)
パフュームの子がかわいいのはやっぱ多少は抑えめにしてるからだしねー。
あとかわいい子がかわいく言えばどこの方言もかわいいんだと思うのよねー。



あと、清原のことも言ってたなあ。
栃木でも買ってたらしいけど、やめてほしいよねー、買いに行こうかな、行きませんとかって。

家にテレビ置かないくせにさ、やたら芸能ネタを言おうとするのはなんでなんだ。
清原かベッキーか、ちょっと前はSMAPもだっけ?
テレビだって本当のことばっかじゃないかもしれないけど、ネットニュースだけってのも偏るっていうか、いや、ホテルではテレビを見るから言いたくなるのかな。
でもさー、ああいう芸能の話はそれこそなにが本当なんだかわかんないのにね。
(まあ薬の話は警察の発表とかもあるし本当のことが多いのか?)
なんかね、ああいうのをつかみみたいに使うのはちょっとやだなあ、って思ったりする。
でもよく考えたら昔のりPの時も言ってたし、元々は結構好きなのかもしれない。

でもさあ!例えば清原やベッキーやスマップのファンがいたとして、ワイドショーで言われるのはしょうがないって思ってても、お金払ってせっちゃんのライブ観に行った時に好きな人がいじられたら、それはちょっと悲しくなる気がする。
あと、今はライブのMCでもあんまり変なこと言ったら広まって炎上したりするんだからね!っていう心配もしている。


 

小さなお願い
あ、これか・・って一瞬思ったけどバカ!私まだ一回も生で聴いてないじゃんこれ!
いけんいけん、なんか珍しいもん聴きたいなー♪みたいな気持ちについなってしまうけども、これだってこのツアー終わったらもう聴けることないかもしれないのよ?
素敵だったよ、でもこれってなんかあっという間に終わっちゃう気がする。



 
曲げたほうの足がリズムを刻むのをぼやーっと見てたら、終盤になってなんかホコリが私の口に入ったのか、すっごく咳が出そうになって。
静かなこの時に咳をするわけにはいかない、我慢しよう。
でも苦しい。
喉がおかしいからする咳じゃなくて勝手に出るやつで、大きい声でゴホゴホしないと楽にならないやつで、苦しい・・つらい・・でも我慢しなくちゃ、じゃまだけは絶対したくない・・でも息が苦しい・・
そしたらせっちゃんの演奏がなかなか終わらなくて、いつもならうっとり聴くところなのに、この時だけはせっちゃんはよう終われ・・終わって・・たのむー!と思った。
なんじゃこの感想は。すまん!








そしてこんなところで時間切れなのであった、つづく!